“小学生の頃には、誰もが一度は夢に思い描くような奇跡のストーリーを漫画に書いて思いを馳せた。登場人物は片山晋呉や伊澤利光といったスター選手達。その強豪相手に最終ホールで劇的な逆転優勝を飾る自分の姿が何ページにもわたってノートに描かれた。しかし15歳でツアー優勝を果たして以降、その夢のストーリーを自ら体現してあまりある活躍。「漫画に書いたことすら超えてしまったような気がします。賞金王の重みは感じていますが、価値というものは他のプロと比べてわかっていない。色々なものを通り過ぎているようで怖いと感じることもありますね」世界6大ツアーを見渡しても18歳での賞金王は史上初。あまりにも早く頂点に立ってしまったことが、これから石川を苦しめることもあるかもしれない。しかし、それすら飲み込んでまた一回り大きくなる自分の姿は、すでに新たな1ページとして描かれているはずだ。”